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横顔がきれいな人がいる。彫が深い。鼻がたかく、口が引っ込んでいる。
興奮しても、口がとんがらない。鼻より高くならない。うらやまじい。
ところが、ぼくの場合。正反対。横から見ると、猿人アウストラロピテクスの
類に近いのだ。
興奮すると、口がとんがる。なにかに夢中になると口がとんがる。
この文を書いている時も、とんがっているに違いない。

中年になった時、鼻の下が長くなってまぬけ顔になってきた。
妻や娘の薦めもあり、ひげを生やしたら顔も締まって見え、
今日に至っている。ところが、ひげの厚さ分さらに口がとんがるのだ。
このことを計算に入れてなかった。いつも詰めが甘いのだ。

夫婦げんかの時、この計算ミスは致命的。喧嘩をすると、つい興奮する。
冷静に喧嘩をすることはあまりない。興奮して「そりゃぁ 違うだろう!」と
怒鳴ると敵(妻のこと)は「鼻より口の方が高いわよ」と関係ないことを
言ってくるのだ。気勢をそがれるとは、このことをいうのだろう。ついでに、
追い討ち。「あたまの後ろの下、刈った方がいいわよ」「なんか類人猿みたい」
気にしているところを確実に攻めてくる。ぐやじい。この前、宇都宮女子高で
撮った写真を送って頂いた。見たあと、床屋にいった。


「写真にマウスポインタを乗せると正面が見られます」

2014年


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