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こどもとディベートをするとかわいい。「サンドイッチはおにぎりよりベター」とか
「お年玉は必要だ」とか「通信簿は廃止すべきだ」など。ところがジジイ達とは、
こうはいかない。「日本は再軍備をすべき」「経済は外交より優先すべき」
「少子高齢化は良いことだ」など、硬い。

スピーチは説教調。時間無視。うるさいか、もぐもぐ(入れ歯の故か)。
アイコンタクトは敵を睨みつけ、判定には文句をつける。こどもとディベート
すると、明るく元気になるのに、ジジイとすると、暗く不機嫌になる。
というぼくも70歳。正真正銘のジジイ。

そこでなぜ、ジジイはディベートにむかないかを考察する。
理由はジジイになると、3Kになるからだ。
@ 乾く A 硬くなる B 感じない。
まず@ 乾く。目も皮膚も心も乾いてくる。目にはメンソレ、皮膚には
ベビーオイルを塗っているが、ベビーにならない。ビールのつまみも、
チーズより、品川巻きのような乾きものが多くなる。話題も潤いがなく、
介護とか葬式の話が多い。「死ぬと乾いてせんべいみたいになるそうだ」
などなど。 A 硬くなる。ディベートの題もそうだが、全てに硬い。
古希になって、骨や心もコキコキ。というようにダジャレは言うが、受けない。
B 感じない。これが最大の理由。時間オーバーですよと言っても感じない。
相手チームの話を良く聞いてくださいと言っても感じない。反対はいいですが、
攻撃しないでくださいと言っても感じない。顔は真っ赤になっているのに、
「冷静です」と言う。 熱中症と同じ。感じないのだ。

なぜこんなことを書く気になったかというと、先日、旭山動物園に行った時、
熱中症になりそうになったのだ。反省しない妻キヨコが「顔まっか。さっき見た
猿みたい。熱中症かも」自分じゃ感じていないのだ。あわててトイレに行って、
鏡を見たら、猿よりも赤い。きゃっ きゃっ (驚きの鳴き声)

とっさに浮かんだ。「老兵しなず、さるのみ」 (真っ赤さぁー)

2014年
 


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