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それに加えて、二次会にいかない。
まぁこれで大学を含め、サラリーマン生活をずーっと通してきた。今ももちろん変わらない。
時々学生時代に一緒に遊んでいた友達にあうと
「井上は変わっていたよな。座が盛り上った頃になると、1人だけ帰る。
理由はと聞くと、ドイツ語の勉強、なんていいやがる」 いやな奴。帰ったあと非難ごうごう。
まぁぼくがその頃はやったテレビ番組「アンタッチャブル」に出てくるFBIのエリオット・ネスや
マフィアのフランク・二ティのものまねが上手くて、皆を笑わせていたから、
仲間はずれにならなかったのだろう。「芸は身を助ける」とはよくいったものだ。

自分でもどうして皆が好きなものが出来ないのかと考えてみた。わかった。みな下手くそだからだ。
それもめちゃくちゃ下手。麻雀はルールが複雑で覚えられない。
手先が不器用で、牌を上手く並べられない。計算が出来ない。人の手を盗み見るという悪い癖がある。
一度習ったのだが、あまりのひどさに 呆れられて、誰もぼくを誘わなくなった。

カラオケ。小学校のころ、「春の小川」を歌って、合唱団のオーディションに落ちた。
転校生の片山は美声で見事合格。女の子はみな片山になびいていったという嫌な思い出がある。
何とか歌えるのは英語で「七つの水仙」。フォークである。いやらしい英語の発音で
何とかカッコをつけている。しかし、演歌にはかなわない。ぼくが歌った後は、場が静かになる。
皆、感動してくれたのかと思っていたのだが なんと評価していいか、考えあぐんでいるというのが
真相らしい。水仙は水洗となり、ぼくの存在は カラオケの世界から洗い流されてしまった。
ジャー (水洗便所の音)

ゴルフ。やっぱり運動神経がないのだろう。体操は皆CかD。徒競走は6人で駆けていつも6等。
あと根性がないのだ。疲れると辞めたくなる。安倍ちゃんと同じ。バンカーに入ると手でボールを
ほーってだしてしまう。歩くと疲れるのですぐ、カートに乗りたがる。それと、自分勝手。
人のことなど考えないで、ばんばん打ってしまう。一度打った球が人の頭の所に飛んでいって、
殺してしまいそうになったことがある。あぶないところじゃったぁ。
というわけで、ぼくとプレーをした人は誰も二度とぼくを誘わなくなった。

2次会。二次会は一次会のあとに行われる。あたりマエダのクラッカー(古いね)ということは
まぁ 9時か10時ごろに始まる。実はその頃になると眠たくなってきてしまうのだ。学生の頃から朝型。
試験の時は夜8時頃に寝て、4時におきてそれから答案が配られるまで、教科書とあんちょこの
丸暗記。往生際が悪いので有名であった。嫌な奴。その習慣が抜けきらず、朝は強いが夜は弱い。
昔、ガールフレンドに早朝デートを申し込み、公園でラジオ体操を一緒にしようと提案したが、
一笑に付された。 いまだと、うじゃうじゃいる。モーニングばぁーさんたち。でも怖くて近寄れない。

最後に朗報。PHPが出している「日本の大逆襲」長谷川慶太郎と田原総一朗の対談の中に
こんなところを見つけた。わーい。

長谷川 私は昔、「麻雀・カラオケ・ゴルフはおやめなさい」という本を出しました。
17万部も売れたんです。その本が出た直後に、「長谷川さん、小泉純一郎という
代議士がいるんだけど、あなたに会いたいと言っているので、一緒に飯を食わんか」
といわれて、それで私はあった。
そうしたら彼が「今日は愉快だ。俺と同じことを考えている人が、日本にもう1人いた」って。 

長谷慶、純ちゃん、ぼく。三人、みんな仲間だ。わっしょい。わっしょい。
「麻雀・カラオケ・ゴルフはやめて、もらった賄賂は返しましょう !」

2007年 


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