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ディベートのトレーナーをしているというと、議論を仕掛けてくる人がいる。
ディベートを知らないときのぼくなら、「理屈なら負けねぇー、やろうじゃないの」と受けてたったと思うが、今は相手をみて、逃げる。
ディベートは口喧嘩ではない。ディベートは紳士、淑女の知的スポーツ。
頭の遊び。ルール、マナー、ユーモアが分からない人とディベートをするはめになったら逃げる。
「弱虫、弱虫。泣き虫、毛虫、挟んで捨てろ!」そう揶揄されても、オジサン逃げる。
スタコラサッサ、サッサノサ。

議論を仕掛けてくるタイプ。

* 初心者ディベーター


「なになに、消費税についてディベートがしたいと。オーケー。
アカですか、パーラですか? 
ところで、エビは集めましたか? ぼくはカニでいきます」業界用語が分かるので、話は簡単。
このタイプにはこちらからこんな風にOFFER。
「よかったら、T&Tセミナーに来ませんか?
帰国子女達と『Money Is Everything』なんていう題で、危ないディベートをして遊んでいます。
ビデオで自分のディベート姿も見られますよ」
(解説:アカ→Academic,エビ→Evidence、パーラ→Parliamentary Debate、カニ→Cunning)

* 議論好き

ディベート経験者なら話は早いが、単なる「議論好き」だと厄介。
こんな特徴がある。
人の話を聞かない。
声が大きくてうるさい。
人の時間を使っているのに延々と話す。
自分の話に酔う。
沢山話すが、ポイントが不明。
具体的でない。
のってくると得意になって、「きみはそれでもディベート講師か」とますます興奮。
このような人と議論をすることになったら、メモをとる。
徹底的に聞き役に回り、要約と質問とほめる練習をする。
「とっても重要な内容なのでメモを取らしてください」と許可をもらう。
すると相手もちょっと緊張し、話が短くなる。
時々、こまった顔をして 「わからないなぁー」とつぶやく。
そうするとポイントを確認してくれる。「そうでしたかぁー」と嬉しそうな顔をして相手を讃える。
相手に酒が入ったら、逃げる。
スタコラサッサノサ。

* 言い負かそうとする人

この手の人と出会ったらそそくさと逃げる。
逃げるが勝ち。
彼にとっては、相手を言い負かすこと。
そのものが快感。
時間を無視。
第三者の判断は仰がない。
議論で自分は負けるはずがないと思っている。
それなりの知識や論理性を備えているから面倒だ。
ぼくがディベートを教えていますというと、「どーれ、実力のほどを試してやれ」と、闘争心が湧くみたい。
コエー。メタボ、テカテカ、ゲラゲラ笑いの人にはあまり見られないタイプ。
めったに笑わない。
笑うときはニッと皮肉っぽく
片頬をあげる。
「ネガティブオーラ」をバンバン出す。
しつこい。
すべてに真面目で、真剣で怖い。
ユーモアなんか糞くらえ、相手を言い負かすまで、議論を続けようとする。
この手の人が現われたら、逃げる。
スタコラ・スタコラ・サッサノ・サッサノサ。(影響されて逃げ方までしつこくなる)

人生、持ち時間は限られている。
不毛な議論をするなら、その時間とエネルギーを他にまわして、人生を楽しんだほうがいい。

2008年


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