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 「習うより慣れよ」というエッセイの中で、あがるのは練習不足が原因と言い切りました。
ではどのように練習するのか。その中のひとつを紹介します。

まず失敗談から。かなり昔、ACCJトーストマスターズクラブの昼例会で、
アメリカ人のスピーチをみなの前で評価することになりました。
いつもは紙に書いてそれを演台において見ながら コメントをしています。
ところがそのときはなにかのイベントがあり、ホワイトワインが振舞われました。
一杯飲んですっかり,気が大きくなったのでしょう。メモも持たないで、格好つけて壇上に。
では...と始めようとしたらさっきまで覚えていた内容がどこかに飛んでしまったのです。
絶句。冷や汗がでてきて、貧血みたいに気持ちが悪くなり.....
ただ、一言。アイムソーリー。降壇。惨めでした。

二度とこんな惨めな気持ちを味わいたくないと思い、原因を分析してみました。
ワインのせいか。格好つける自分の性格のせいか、あるいはこれが本当の実力かも?
考えた末たどり着いたのは、徹底的に「自分を知る」こと。
自分はどんなときにあがるのか、上手くいったときはどのような状況か、
聴衆からみてどんな風に映っているのか? 一体自分の実力は奈辺にありや? 
そうだ、ビデオで自分を撮って「自己評価」をしてみようと!

そういえば...
もっと昔。ラジオ短波主催のナレーターカレッジに通っていた時のこと。
初めて自分がナレーションをしている姿をビデオで撮られ
自己評価」をさせられたことがありました。 ショックでした。肩に異様に力が入り、おでこテカテカ。
脂ぎった中年のおっさんがマイクに向かって怒鳴っている。おお 醜い。
大×印。しっしっ。GET OUT ! 自分の思っている自分と、テレビモニターに映っている自分が
あまりにもかけ離れているのです。もっと自分は格好よいと思っていた。
毛ももっと生えていると思っていた....でも現実は厳しい。それが本当の姿なのだと悟りました。

そうだ、あのショックを与える「ビデオ撮り」をもう一度やってみようと決意したのです。
スピーチの練習をビデオに撮り、飽きるほど自分の姿を見る。淡々と自己分析をする。
どこが強くて どこが弱いか。感情抜きに、客観的に自己評価をする。
打撃のフォームをビデオで撮ってコーチと一緒に科学的に分析し、それをもとに練習を重ねる。
そう...「イチロー」の真似をしてみたのです。

これは効いた。驚いたことにそれ以来、あがったことはありません。コンテストに出ても優勝する。
自分の姿を、第3者の視点で淡々と分析し、評価をする。
これができるようになると飛躍的に上達することがわかりました。
勿論、そこにはよい「コーチ」のアドバイスが必要です。
T&T研修ではスピーチより自分のスピーチを評価できる「コメント力」を、
ディベートではディベートに勝つより、何故勝ったか負けたかを的確にジャッジできる
「ジャッジ力」の方を重要視しています。 そのためには「ビデオ撮り」は必須。

Toshi & Tim の日米チームでおこなう
「ビデオ撮りつき、自己評価つき、笑いつき、
コーチのモデルディベートつき、DVD付きの
笑うスピーチ&ディベート研修」は
時々、 ひとの人生を変えます。

なぜなら殆どの人は「自分を知らない」からです。
そして「自分を知ろうとしない」から。
「自分を知ったとき」、人は変わります。

T&T研修の練習は「ビデオで自己評価」する
ことから始まります。


2006年


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